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会社経営で「使ってはいけないお金」って?

会社経営で「使ってはいけないお金」って?

会社経営で「使ってはいけないお金」って?


事業を起こして会社を運営するようになると、資本金として設定した資金で事業を運営し、人、モノ、お金を動かしていくようになります。

事業の収益が十分にあり、黒字運営が続いていれば運転資金も増えていくでしょう。


しかし、多くの企業は「売り掛け」による売り上げ回収期日と、仕入れや経費の支払い期限とのタイムラグによって運転資金を金融機関に頼っているのが現状です。

このような形の会社運営では、ある時突然倒産してしまう、というケースが起こり得ます。
会社を運営する事業主の役割は、利益を上げる事よりもむしろ「会社を倒産させない事」だと言えるでしょう。
そのためには、会社運営に「使えるお金」「使ってはいけないお金」を区別する必要があるのです。




会社運営に使えるお金、使えないお金とは

会社運営に使えるお金、使えないお金とは


「使えるお金」「使えないお金」を簡単に言い換えると、「使えるお金」は自己資本であり、「使えないお金」は他人のお金ということになります。

いずれもある時点では経理上その企業の財産として記載されていますが、使えないお金はいずれ他者の物となる予定のある費用です。




「使えないお金」の例

「使えないお金」の例
仕入債務
決算資金
賞与資金
季節資金
つなぎ資金
税金



これらは支払の期限が定められていますので、その時に支払い可能な形で有していなければならない費用です。

これが欠損していれば会社運営には大きな打撃が加わることになるでしょう。
ただし、事業の運営費用循環にはどうしてもタイムラグの関係で、仕入債務超過となる可能性が付きまといます。

仕入れ、製造、販売、売り掛け回収のサイクルは1年以内で一巡するのが一般的ですが、逆に言えば1年以内までは売り掛け回収まで時間がかかってしまうケースもあるという事です。
その期間に商品の取引があれば仕入債務が発生し、場合によっては借入によって支払い費用を捻出しなければならないかもしれません。

「決算資金」「賞与資金」「季節資金」などは一時的なものですので、短期借入金で調達することも可能です。
しかし、継続して取引のある相手への支払いを借り入れで補う手法には大きなリスクが伴います。

売り上げ増化路線で運営を続ける場合はこうした借り入れが長期化するケースが多いのですが、売り上げの成長が低迷したとたんに支払いに追われることになるのです。

着実な収益の積み立てによって積立資金を増やし、売り上げ増加にも自己資本で対応できるように運営して行くのが理想の形と言えるでしょう。


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